三鳥入りヌオーフリーザーの話

最近のテテフ、グズマ、シロナ高騰について


GXスタートデッキのおかげでポケモンカードを新しく始めた人が増えています。私は別にカードショップの店員とか、売り上げを分かる立場にいる人間ではないので、どれくらい増えたかとかはわかりませんが、このブログの閲覧数はGXスタートデッキ発売前と比べて、6倍ぐらいに増えています。正直、意味が何が起こったのか分からないレベル。GXスタートデッキだけでここまでいくもんなのかと。

Twitterもしているのですが、TLを見ているとやっぱり「ポケカ始めました!」って人がかなりいます。SNSなので、年齢とかはあまり分かりませんが、高校生から社会人までいろんな人を見かけました。少し前のゼクロム争奪戦で殺伐としていたポケカTLからしたら、とても微笑ましいことで何よりですが、GXスタートデッキ発売からもう少しで1ヶ月弱が過ぎようとしているので、やっぱり別の問題で殺伐としてきてしまうのは自然なことかもしれません。

テテフ高すぎる!!

グズマ1枚1000円とか高い!!

アローラの月光売り切れてる!!!

Youtubeではもともとポケモンのゲームの実況をしていた人たちがポケカの動画をあげています。そこに合わせて公式が広告を撃ちまくったりもしているわけですが、公式としてもここまでポケカ人口が増えるとは思ってなかったんじゃないかと思ってしまいます。これまで、というか最近覚えている中ではパックがどこも売り切れるなんてことはなかったわけです。生産が追いついていない状態です。「GXバトルブースト」という再録パックがありますが、ポケカ新規勢が増えるとこのパックの必要性が上がることは明白だったわけですが、それも売り切れ。同じくテテフが収録されている「アローラの月光」も売り切れ。『グズマ』が収録されている「光を喰らう闇」も売り切れ。カードショップとは比べものにならないくらいの在庫があるポケモンセンターでも売り切れが続出しています。

正直、タイトルにある『シロナ』については『ジャッジマン』なり『かんこうきゃく』、ほんの少し妥協して『リーリエ』や『マーマネ』を入れておけば、そこまでデッキパワーが落ちることはありません。『シロナ』がドローサポートの中で最強!と叫んでいる人もいますが、そんなことはない。テニスの王子様で例えるなら、百歩譲ってシロナが青学だとしたら、リーリエは氷帝学園ぐらいのパワーがあります、多分。問題は妥協すれば大きくデッキパワーが下がってしまうテテフとグズマなのです。

現時点で分かっている再録情報ですが、テテフは11月発売に「ウルトラシャイニー」というパックで再録されます。公式情報ではなく、フラゲ情報なので確定ではありませんけど、期待はしてていいでしょう。グズマに関しても、そこまで悲観的になることはないはずです。イベントでの配布、構築済みデッキでの収録も何度かありますし、今度も同じことがあると予想できます。構築済みデッキとグズマの中古価格が同じなら、みんな構築済みデッキを買いますし、そうなると中古価格も下がっていきます。もともと300円ぐらいだったので、再録されて500円以下になれば上出来でしょう。

なので、長い目で見ると別に大きな問題はないわけです。しかも長い目と言っても、3ヶ月ぐらい。

でもポケカしたくて始めたのに、いきなり3ヶ月待てっていうのはアホです。3ヶ月待ったところで、ウルトラシャイニーを箱買いするならテテフ買えるし、シングルで買おうにもテテフがいくらになるか分からない。正直、テテフの相場追い続けてきた私でもいくらになるか全く見当がつかない。そんな状況だとテテフガーと叫びたくなる理由も分かります。でも誰が叫んでるんや、という話。

よくよく考えると、資産のある親とかトレーディングカードゲームに理解のある親を持つ小学生は例外として、今までも小学生はテテフ使ってなかったわけです。持ってるカード寄せ集めでデック作ってそれで遊びます。カードショップのイベントは分かりませんが、ポケモンセンターのイベントではそんな小学生をよく見かけます。つまり、被害者に小学生は含まれていない、はず。

でも中学生は、どうしようもない。ネットで知識を仕入れて、欲が出てくる年頃の中学生は本当にきつい。中学生のころ、クソアニメオタクだった私も自分の地域で放送されていないアニメを見たいのに、ニコニコ動画では配信してくれなくて、円盤を買えみたいなことを言われて発狂していました。5000円なんて払えるか!って。テテフと同じぐらいの値段です。そら発狂するわ。中学生が放課後、カードショップにいるのもたまに見かけます。カードできる時間はいっぱいあるし、友達もしているのに、お金がない。友達はどこからか知らないけど、テテフを仕入れてきている、なんて状況になればもう友情の危機です。ボロクソ書いたけど、解決策は別にない。すまん。あるとしたら、カードショップ以外の例えばブックオフとかにある中古カードの山から高価カードを見つけて、お母さんにお願いしてショップに売りにいくぐらい。シロナ(800円)とかグズマ(1000円)とか、プロモのアローラロコン(1500円)ぐらいなら落ちてそう。がんばえ〜。

そして、トレーディングカードゲーム自体が初めての人。カード1枚にゲームソフトと同じくらいのお金を出せるか!ってなる人も絶対います。500円だから、という軽い気持ちでGXスタートデッキを買って、面白そうだからもっとデッキを強くしてみようと思った矢先、ぶち当たるテテフグズマ問題。

正直、ポケカ人口増えたらいいなと願っている側からすると、この層を一番離したくない。

ポケカは今ブームです。いずれ落ち着きます。10あったものが100まで盛り上がって、多分30とか40で落ち着きます。そのラインをどこまで上げられるかが、このテテフグズマ問題なわけです。安くて楽しい新しい趣味という位置づけでGXスタートデッキに手を出した人たちをどうすればいいのか、考えなくてはいけません。公式としては、ブームが過ぎ去って、何割かが残ってくれたらいいわけです。いまの人数のまましばらく続くとは信じないほうがいい。そうなると、ウルトラシャイニーの生産数をどこまで増やせるのかという話にもなってきます。3ヶ月後には飽きている人だっているでしょうから、予約に割ける数もそこまで増えない。

じゃあやっぱり妥協案を考えないといけないと思うんです。テテフ買うなら、グズマも買うでしょ、ということで考えるのはこの2つ

・テテフは使わないけど、グズマは使うデッキ
・テテフもグズマも使わないデッキ

前者、つまりテテフを使わない一般的なデッキというのはいくつかあります。その共通点としては、ベンチいっぱいに別のポケモンを広げる必要がある。そのデッキ特有のサーチ能力がある。この2つ。よく上がるのが【ガブルカ】と【ビーストボックス】というデッキです。

【ガブルカ】はガブリアスとルカリオ、シロナを使うデザイナーズデッキです。場にガブリアスがいる時、ルカリオの特性でデッキから好きなカードを持ってこれるので、あえてテテフを使う必要がないんです。また、ベンチにガブリアスとルカリオをできるだけ展開して、余裕があればルカリオGXに進化するリオルも置いておきたいので、スペースが足りないデッキとしても有名です。

【ビーストボックス】はウルトラビーストをベンチに並べ、アーゴヨンGXで戦っていくデッキです。ウルトラスペースというスタジアムでサーチ力が容易なこと、ビーストリングでエネ加速が容易なこと、場のUBの分だけ火力が上がる、とテテフに頼らなくても何とかなる要素が多く含まれています。

そして、グズマを使わないという選択肢について。これについてはGXスタートデッキのプチ改造の域を出ません。もちろん、それでも回るデッキというのは作れるし、楽しいデッキも作れる。でも考えて欲しいのは、グズマというのは自分のデッキを強くするカードというよりかは、バトル全体を面白くするカードだということ。ポケモンカードは相手に干渉するカードがかなり少ないカードゲームです。相手ターンに自分のカードを動かすことはできません。全部自分のターンで完結します。そして、相手に干渉するカードがなければ、相手に好き放題やらせてしまうことになり、展開の早いデッキが勝ちます。陸上競技のようなものです。自分との戦いで、それの出来具合を相手と比べるゲーム。せっかくバトルという形式をとっているのに、それではちょっと不完全だと思うわけです。

グズマは相手の育てていたポケモンを無理やりバトル場に引っ張り出して、倒すことのできるカードです。つまり、裏をかくことができるんです。そこに駆け引きが生まれます。GXスタートデッキでは、こんなカードがほぼないので、攻撃するーうわーヤラレターお返しだーとかそういうプリキュア的な流れだったと思います。でもポケカはもっと考える余地があるゲームなんです。

でも高い。1枚1000円、それを2、3枚買うのは高い。そんな方におすすめなのが、これ!『ルガルガンGX』!

変な入りをしましたが、こちらはGXスタートデッキにもありますし、シングルで買ってもそこまで値段はしません。このカードの特性が今色々言ったグズマ と同じ効果を持っているんです。もちろん、グズマの完全互換になるわけではありません。このカードを入れるデッキにグズマは入れなくていい、とかいうこともありません。普通両方入れます。でも、ちょっとそこまでお金出したくないって人は、一度このカードを使ってデッキを作ってみて欲しい。進化前のイワンコを2枚、このルガルガンGXを2枚。自分の作れる範囲のデッキにこの4枚を入れてみて欲しい。

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