【デッキコード】pUX3MU-LDqrYC-pMMpMM
はじめに
新弾「ダークオーダー」には数多くの魅力的な悪ポケモン、鋼ポケモンが新登場しました。
そんな中で、私が特に気に入ったポケモンがニダンギルでした。もともと、ロトムパンプジンのようなデッキが好きだったから気に入るのも当然の帰結だったのかもしれません。
今回のデッキはニダンギルの優秀な攻撃技「どうぐおとし」で相手のポケモンを次々と倒していくデッキになります。
採用理由
ポケモン
ニダンギル……このデッキにおける最大のアタッカー。お互いの場についているポケモンの道具×30ダメージを与える優秀な技を持っていて、なんとニコ玉対応。基本的には冒険のカバンなどでサーチしたポケモンの道具を味方にうまく持たせて火力を伸ばしていくことになる。HPは90と低く、死にやすいことは注意。そのため今回は4−4ラインで入れた。
ギルガルド……特性ロイヤルガードが優秀なポケモン。一回ダメージを受ければHPは180相当、二階受ければ220相当になる優秀な特性だ。せっかくこいつの進化前のニダンギルが入ってるのだから、進化後も活かせないかと考えるうちにメモリーエネルギーにいきついた。特性による高耐久を活かしつつ殴れる。
ダダリン……いるだけで火力を伸ばせる。打点調整にどうぞ
ゲノセクトGX……ダブルカセットによりどうぐおとしの火力をさらに引き上げられる優秀なポケモン。鋼エネルギーを入れているため攻撃に参加できるもののサイドレース的にあまりオススメはしない。
カプ・テテフGX……いつもの汎用カード。後攻の初ターンにハイパーボールで呼び出して、ミカンを呼び出すのが強い。また、序盤の高速展開の他に終盤の詰め筋にもなる
アイテム編
ハイパーボール……便利なサーチアイテム。4枚入れておきたい
ネストボール……これまた優秀なサーチアイテム。本来なら4積みしたかったがポケモンのどうぐに枠が圧迫されてしまったのでいじるならここ
冒険のカバン……このデッキには便利すぎるアイテム。ポケモンのどうぐをサーチして火力をどんどん上げていこう。
鋼鉄のフライパン&メタルゴーグル……フライパンは弱点を消せ、メタルゴーグルは特性、技のダメカンが乗らなくなる。フライパンがあれば炎と殴り合えるようになるし、ゴーグルは最近増えているギラティナの特性によるダメージを防げたりするえらいアイテムだ。鋼ポケモンを大量に採用してるこのデッキには便利すぎるアイテム。どちらも4枚ずつ持たせた。ゲノセクトに2枚持たせるときは効果が重複しないため別々のものを持たせよう。
こだわりハチマキ……GX限定とはいえ火力が30伸ばせ確定数をずらせる。昨今の非GXブームから刺さらない奴には刺さらないため2枚積みにした。
エスケープボード……逃げエネが重たいポケモンばかりなためとりあえず積んだアイテム。毒ばりやこだわりメットよりは使い道のあるはず。呪いのお札もいいアイテムだが、これを採用するならヒトツキを超タイプに変更した方が良い。
フィールドブロアー……フィールドとアイテムを剥がすために搭載。ダークオーダー収録のブラックマーケットらプリズムスタースタジアムは剥がすことができないのに注意
てんがんざん……先述した通り、環境に増えるであろうブラックマーケットはブロアーでは破壊できないのでスタジアムを入れる必要がある。日輪の祭壇と迷ったが、日輪はフライパンで効果を代用できるため不採用に。エスケープボードで逃げる時やハイボの使用にトラッシュした鋼エネルギーを回収しよう。
サポート編
ミカン……後攻の最初のターンに使えたら最強クラスのサポートカード。ヒトツキ、ニダンギル、ゲノセクトGXをサーチしていこう
シロナ……最強のドローサポート。4積み大安定
リーリエ……なんだかんだであると便利なサポート。ポケモンの道具をつけていくと手札が減っていくためニダンギル軸とシナジーがある。
グズマ……数少ない相手の場に干渉できるサポート。3枚入れてもいいかもしれない。
フウとラン……足りないドロソの枠を補うため採用。また逃げエネが重いポケモンばっかりのこのデッキにおいて入れ替えも使いやすいだろう。
エネルギー
ダブル無色エネルギー……ニダンギルに持たせてどうぐおとしをするために必要なエネルギー。4枚積み安定
基本鋼エネルギー……迷ったが使う場面がやや限定的であること、てんがんざんで回収できることからこの枚数にした。もっと入れてもいいかも
メモリーエネルギー……これを持たせることで高耐久のギルガルドが高火力のどうぐおとしを連発できるようになる
立ち回り
序盤はサポートをうまく使い、ベンチに多くのポケモンを並べることを優先とする。ニダンギルも育てていき、うまく冒険のカバンなどが回ってくれば序盤から高火力を出していける
理論的には自分の場に2体ゲノセクトGXを立てれば相手依存でなく240ダメージを出していける
弱点
特殊エネルギーに頼りすぎている点……新弾によりデンジャラスドリル、ガオガエンGXなど特殊エネルギーの破壊をできるポケモン追加される。それらがどれほど流行るかは未知数とはいえ環境次第では苦境に立たされる。メモリーエネルギーを光るセレビィに変えればある程度は緩和可能
火力が不安定な点……特に序盤はポケモンの道具を引き当てられないと火力不足に悩むこととなる
よく勘違いされるがフラダリラボはポケモンの道具を無くすがアイテムを持ってる判定は消さないためどうぐおとしには関係ない
改善案
ネストボール、基本鋼エネルギー、グズマなどのカードの枚数変更
光るセレビィの採用……ニダンギルの低耐久を進化してギルガルドにして補いたいと持っていたが、それなら光るセレビィでもいいわけだ。というか、こっちの方がいいかもしれない。
デリバード……無色エネルギー一つでベンチの全てのポケモンにポケモンの道具を配れる優秀なカード。これを入れれば冒険のカバンの枠を削減できるかもしれない。
他にも各人お好みで調整してほしい
最後に
ニダンギル自体ロマンの塊のようなポケモンだが、多少は実戦でも戦えるようなデッキになったと思う。
環境がまだわからないし、回すと思わぬ欠点があるかもしれないのでとりあえずはこの構築は参考程度に見てくれたらなと思う。
ニダンギルデッキ同士が殴り合ったら毎ターン300のようなダメージがでるのだろうか、楽しそうではある。
執筆者: 桟敷王サジキウス@ポケカ始めました
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