ドリームリーグの収録カード一覧と評価

デッキレシピ【グレイシアGX+ニンフィアGX】


・このデッキのコンセプト

優秀な進化前の技や特性を利用して序盤からサーチや特性ロックを展開し、ベンチにも攻撃できる技を使ってダメカンをバラ撒きまくって詰めていく構築である。ヌオー以外は明らかに火力が足りてないので、如何に相手に上手くダメカンをバラ撒けるかがポイント。

デッキコード:LLQnnL-TOlbFx-Nngini

このデッキのカードについて

グレイシアGX


現環境では珍しい特性ロック持ち。ロックできるのがGX限定なのが惜しい。GXが台頭する今の環境で序盤から展開できれば非常に強力なポケモン。技の威力は控えめだが、ベンチにも攻撃可能なためGX技を撃つタイミングや相手の場における数ターン後のダメカンの蓄積数、グズマ等の搦め手も考慮しながら技を撃ち、詰めていくといい。

ニンフィアGXにも共通する事だが、進化前のイーブイの特性の効果で基本エネルギーを貼るだけで進化できるため先攻初手からでも進化でき、非常に展開が速い。

ニンフィアGX


フェアリーエネルギーから展開すれば一瞬で最強のサーチ要員になれる。オドリドリ採用はほぼこいつのためと言っても過言ではない。その上龍の弱点を突けるため、レックウザGX、ウルトラネクロズマGXをワンパンできるのが強力。火力が足りないこのデッキにおいてGXをワンパンできる火力があるのは心強い。最悪GX技で相手の展開した盤面を崩壊させられるのも評価点。ただし鋼弱点がグレイシアGXと被るのが難点。

アローラキュウコンGX


グッズサーチを特性で実現する優秀なポケモン。グレイシアGXに火力では劣るが、このポケモンもダメカンをバラ撒ける。GX技はウルトラビーストをワンパンできるため、厄介なマッシブーンGXや暁の翼ネクロズマGX、黄昏の鬣ネクロズマGX等を一撃で崩せるため、かなり強力。しかしグレイシアGXと鋼弱点は被る。

ちなみに進化前のロコンはエネルギーを付ける事無くポケモンを2枚サーチできる技を持っており汎用性が高い。

アローラキュウコン


GXから一切攻撃を受け付けない優秀なポケモン。GX軸に対して出しておけば取り敢えず凌げ、そこから中打点を重ねて詰めていける。この構築においてはGX中心になりやすい鋼デッキに対する唯一安定する解答。アローラキュウコンGXと進化先が分岐するので、アセロラでGXを回収してからこっちに変える事ができるのもポイント。

技が追加効果無しで80打点のため遂行速度が遅いのと、グレイシアミラーでは腐るのが難点か。

ヌオー


サブアタッカー兼この構築の潤滑油。この構築で1番安定して火力を出せるのは間違いなくこのポケモンである。鉢巻込みで水エネルギーが4個付いていれば相手のカプ・テテフGXをワンパン可能、5個付いていれば大半のたねGXをワンパンできる。弱点こそ草で他と重複しないが、HPが120とワンパンの指標にされやすい数値なため恩恵は薄い。

カプ・テテフGX


ニンフィアGXが立てば序盤はサーチが間に合うため1枚のみ採用。サポートをサーチしたらレインボーエネルギーを貼って押し流すで先頭のポケモンに送ってアセロラで回収してしまえば負け筋にならなかったり、もう一度サポートサーチができたりと便利。

オドリドリ

2色以上のデッキには刺しておくとかなり安定する便利カード。特にこの構築ではイーブイの進化先を2色搭載しているため状況に合わせて好きな方に進化させられるのも魅力的。カプ・テテフGXと同じくレインボーエネルギーを貼って押し流すで先頭に送ってからアセロラで回収すれば再利用可能。

アクアパッチ


水デッキ特有のエネ加速手段。ハイパーボールや逃げる等でトラッシュに落としたエネルギーをベンチに付ける事ができる。ベンチにしかエネルギーを貼れないが、ヌオーの押し流すの恩恵でそのまま先頭にエネルギーを移す事も可能。逃げるエネルギーを考慮し3枚採用。

拘り鉢巻


とにかく火力が足りないこの構築において確定数を大きく変動させる鉢巻はかなりの強カード。しかし多投できるほどのスペースは無かったため2枚だけ採用した。

アセロラ


受け気味のこの構築においては超優秀なカード。全線に出ているグレイシアGXやニンフィアGXを回収してイーブイを再展開したりアローラキュウコンGX、カプ・テテフGX、オドリドリを再利用したりと汎用性は非常に高い。

グズマ


自身も交代する際ヌオーとセットで使う事で場のエネルギーの数が少なくても先頭にエネルギーを集められる。確定数を計算する時はグズマによる入れ替えも頭に入れて立ち回るとより詰めやすくなる。構築全体で火力が足りないので、雑に使うと詰められなくなる事も。

せせらぎの丘


ロコンとウパーしか出せないがスタジアムが無いより幾らかは変わる。相手が水デッキや闘デッキで展開に加担してしまうようならばこちらの展開を早期に済ませてフィールドブロアーで消し去るといい。

レインボーエネルギー
アローラキュウコンGXやニンフィアGX等が技を使うのに必要だがあまり入っていないフェアリーエネルギーを補え、押し流すで先頭に送る事も可能な優秀なエネルギー。さらにデメリットの10ダメージ分のダメカンもアセロラや押し流すと併用する事で逆利用できてしまう。この構築のギミックには欠かせない。

ダブル無色エネルギー
グレイシアGX、ニンフィアGX、アローラキュウコンに対応。ヌオーを展開する前に攻撃体制を整えさせてくれる便利なエネルギー。特にニンフィアGXは技でサーチが可能なので2~3ターン目から安定して打点を稼ぎにいける。

基本水エネルギー
押し流すで移動したりアクアパッチで回収できるため8枚に抑えた。バイタルダンスでサーチも可能なためあまり多くなくても割と安定する。アクアパッチを考慮するとハイパーボールの効果で切るカードとしては最有力候補。

基本フェアリーエネルギー
バイタルダンス→エナジー進化でニンフィアGXを立てるのが主な使い方。バイタルダンスでサーチする事前提で2枚だけ採用。少し入れるだけでニンフィアGXの安定性が段違いになる。

・立ち回りについて

序盤からイーブイのエナジー進化を利用してグレイシアGXやニンフィアGXを立てて、できるだけ早い段階で起点作成or攻撃開始してしまいたいところ。中打点が非常に多いため、相手の場にあるダメカンからどのポケモンのどの攻撃を使えば詰められるかを計算し、ベンチへの攻撃はそれを考慮して行う。(例えばテテフGXを倒すならフロストバレットのベンチへの30+ニンフィアGXの鉢巻込み妖精の風の140で170打点を稼げるといった具合に調整)

ヌオーはなるべく全線に出さず、倒されても動きが止まらない状況(2体以上展開している、自分の場のエネルギーが潤沢、相手の場のエネルギーが枯渇しているなど)で尚且つ対面の相手を一撃で持っていける時のみ出すのがポイント。魅力的な火力は出せるが同時に立ち回りの生命線にもなるため覚えておきたい。

また、相手のGXを止めるのが困難と判断した場合は、アローラキュウコンを立てる事を最優先し、ひたすら中打点で殴り続け、タイミングを見て裏から別のポケモンを投げるのが最適解になる事が多い。ただしアローラキュウコンを先頭にしていてもグズマや真夜中ルガルガンGX、ベンチへの直接攻撃、非GXの攻撃で崩される可能性がある事だけは注意。

・有利な相手
GXの特性を序盤から封殺できるためドローソースをテテフGXやゾロアークGXに依存する構築には序盤~中盤である程度強く出られる。ゼラオラGX、マグカルゴGX、真夜中ルガルガンGXなどは全体を通して動きを止める事ができ、場合によっては一方的に攻める事も可能。ゼラレックやマグゾロにはダメージ量をしっかり把握しながら攻めれば非常に有利。

・微妙な相手
ウルトラネクロズマ軸相手はウルトラネクロズマGXをワンパンできる手段は幾つかあるもののエネルギー加速手段であるカラマネロが1進化で展開が早め且つ非GXなので特性を消せないため向こうの火力も上がりやすくこちらもワンパンされやすく激戦必至。草デッキ相手もジュプトルの特性を消せないためどちらが先に展開しきるかで勝負が決まる。非GX軸は特性こそ消せないが全体的にHPが低い傾向にあるためベンチにしっかりダメカンを盛れば一方的に不利にはなりにくい。

・苦手な相手
非GX軸の中でも高いHPで崩しにくく安定して中打点を繰り出してくるアローラナッシー軸はサイドレースにおいて若干不利。また、水とフェアリーが主軸のためタイプ相性上弱点を突いてくる鋼がキツい。特にアローラダグトリオ等の非GX軸は非常に苦手。

・最後に

今回はグレイシアGXについて書かせて頂きました。

現環境において、水タイプはかつてと比べるとあまり活躍していないように思います。やはりマナフィEXが使えなくなったのがかなり大きいのでしょうか…

今の水タイプは大きな火力を安定して出せるポケモンが少ないですが、高い耐久性で相手の攻撃を受けながら詰めたりダメカンをバラ撒いて後半で一掃したりとまだまだ環境トップメタに対応できるレベルの戦略は実現出来るので、これからも一定数は残るのではないでしょうか。
GXが環境を牛耳っている今だからこそ、グレイシアGXの特性ロックは輝けると思います。

もし水タイプを中心として構築したい方は是非参考にしてみてください。ここまで読んでくださった方には感謝御礼申し上げます!

執筆者:Primarina.Yuki

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