三鳥入りヌオーフリーザーの話

デッキレシピ【フーパGX悪コントロール】


・メインとなるカードの採用理由やポイント、回し方

新弾「ダークオーダー」にデンジャラスドリルというグッズ版クセロシキが登場し、これを活用したコントロールデッキを構築しようというところからスタート。

当初は、スナッチターンドンカラス、じゅばくのうずミカルゲなどを採用した山札切れ、手札破壊を狙う方向性で考えたものの、ゼラオラGXレックウザGXズガドーンGXマッシブーンGXなどといった基本エネルギーでダメージを上げて攻撃してくるポケモンに対して余りにも無力だという事実に直面したため、いわゆるロックビートの型に変遷していった。

デンジャラスドリルは、3~4枚目の改造ハンマーとして扱うことができるため、特殊エネルギーが入っていない構築と対戦する際に腐りにくいというメリットがある。また、手札の悪ポケモンをトラッシュする効果は、非GX構築を相手にする時のバンデットガードフーパや、スタートカードないし特殊エネルギー破壊としての役割が終わったイベルタルをトラッシュすることでデッキ圧縮が進み、ジャッジマンを使った時に自分の手札事故を回避しやすくなるだろう(デンジャラスドリル自体が事故要因になるため、積極的な多投は出来なかった)。



ポケモン

フーパGXを今回は採用してみた。イベルタルでスタートした場合に後攻1ターン目からスムーズに2枚サーチすることが出来れば、ゾロアークGXを用意しながらジャッジマンで妨害する動きが出来るはずだ。ダークストライクとデビルハンドGXはエネルギーに余裕があれば選択肢にいれていいと思う。うまいことエネルギー破壊が刺されば、使うことも出来るだろう。

アブソルは相手のテンポを大きく崩すために1枚だけ採用している。ベンチにのみエネルギーをつけられるカラマネロ軸やアクアパッチなどに対してそれなりの効力を発揮すること、かいてんひこうカプ・コケコが急に動かしにくくなるなどの効果はあるだろう。刺さらなければデンジャラスドリルでトラッシュして構わない。

ゾロアークGXはもはや言うまでもなく、手札を増やしてライオットビートで相手の育つ前のポケモンを倒していくこのデッキのエンジンにしてメインアタッカーである。今回はHP130の強力な非GXのポケモン達の相手もしていく必要があるため、喰いつくされた原野も採用している。

非GXのゾロアークは少し採用が難しかったカードだ。しかし、ちょうはつによる盤面操作と特殊エネルギー破壊の相性がいいこと、ナイトバニッシュの爆発力を買って1枚採用することにした(よりデンジャラスドリルを採用する必要性を主張するためでもある)。




デオキシスは対マッシブーンのためのカードだ。ビーストリングを使った後のマッシブーンGXを返しのターンで気絶させるにはこのカードが一番だろう。デオキシス+こだわりハチマキ+ダブル無色エネルギーが必要だが、序盤から意識して手札に集めていけば苦手なマッシブーン達にも対応できるはずだ。

ヤレユータンはこちらのデッキ切れを防ぐために採用している。改造ハンマーやダブル無色エネルギー、ともだちてちょうなどを同時にデッキに戻すことが出来るのはこのカードの特権だ。

グッズ

改造ハンマーはデンジャラスドリルと合わせて4枚構築に入るようにした。イベルタルがいるため1枚に減らしてもいいかもしれないが未だにゾロアークGXルガルガンGXやゾロアークGXダストダスが環境に多く存在することから、特殊エネルギーを5枚以上トラッシュできることは強みになると考えた。

フィールドブロアーは、特に相手のこだわりハチマキとねがいのバトンをすべてトラッシュできるように1枚採用した。デンジャラスドリルとあわせて、2度3度こだわりハチマキをトラッシュさせられればゾロアークGXが場に残りやすくなるだろう。

クラッシュハンマーはオモテを出して解決してほしい。

サポート

とにかくジャッジマンで相手を妨害したい。ゾロアークGXがいれば、積極的にジャッジマンを使って相手の手札を妨害していく動きを選びたい。

グズマは相手の育つ前のポケモンを倒すために序盤から使っていく必要があるだろう。

プルメリやスカル団のしたっぱは基本エネルギーをトラッシュさせるための重要なカードだが、いずれもゾロアークGXが場にいて、ある程度余裕があるときに使うカードだ。

シロナは手札に溜まってしまった使い時ではないカードを山札に戻したいとき、またはダブル無色エネルギーやゾロアークGXが必要な時に使っていく。

フウとランはポケモン入れ替えと同じ効果も持っており、こちらのデッキのエネルギーの枚数が少ないこともあって1枚採用した。逃げるためにエネルギーをトラッシュする余裕がないためだ。

スタジアム

喰いつくされた原野はゾロアークGXの項で説明したとおり、10ダメージの差で倒せるポケモンが増えることに着目してデッキに入れた。ブラックマーケット♢は積極的に戦略にいれていくには相手の行動に大きく依存するため扱いが難しいが、悪エネルギーのついたポケモンを多く場に出すこの構築では、相手に不要なスタジアムを出させたり、ブラックマーケット♢をトラッシュ出来ない場合にはベンチの悪エネルギーがついたゾロアが狙われにくくなったりする効果は見込めると思う。上手くジャッジマンで相手が事故りスタジアムを出せなければ、サイドレースで一方的に優位に立つこともできるだろう。




デッキの回し方

序盤はとにかくゾロアークGXを2体進化させることに専念する。イベルタルのワザで相手のGXポケモンのHPを削り、ライオットビート1回で倒せるようにもしていきたい。

ゾロアに悪エネルギーを1枚つけることが出来れば、トリックスターGXやナイトバニッシュの準備になるため、先行1ターン目は悪エネルギーが1枚ついたゾロアをベンチに用意することはとても重要だ。

2,3ターン目以降はジャッジマンやデンジャラスドリルで相手の妨害をしながらライオットビートで育つ前のポケモンをきぜつさせていく。ここで大きくテンポアドバンテージがとれないと、後々が厳しいだろう。UB達のような逆転が出来るようなデッキではないからだ。

エネルギー破壊が結実すれば、どこかでフーパGXや非GXのゾロアークを用意する余裕が生まれると思う。そうすれば相手の大型なGXポケモンを気絶させ、一気に勝利に近づけるだろう。

余裕がなければ、とにかくゾロアークGXで非GXポケモンを倒して、バンデットガードフーパで相手の攻撃を無力化していく必要が出てくる。フーパをすり抜けてグズマで相手が攻撃しにくいようにアブソルやデンジャラスドリルを上手く使っていきたい。

その他、そのデッキについて個人的に書きたいこと

まず、この構築に入れたかったけれども枠が無かったカードを挙げておきたい。

・カプ・テテフGX2枚目…サイド落ちとテテフスタートケア

・マーシャドー2枚目…よりコンセプトが明確になる&サイド落ちケア

・ポケモン入れ替え…フウとランでごまかすことにした

・イリマ…コイン次第という大事故カード、運に自信があるなら

・イベルタルGX…原野+くつがえすでデスカウントGXの条件を満たせる・・・がそれだけだった

ここに関しては(発売前のコントロールデッキを回させてくれる対戦相手がいなかったため)まったく調整出来ていない。ネストボールやイベルタルの枚数を上手く調整していい結果が出ればと思う。

また、ゾロアークGXダストダス(所謂ゾロダスト)との違いを挙げておいたほうがいいと思ったのでとりあげておきたい。ゾロダストとの最大の違いはエネルギー破壊に特化していることであり、何よりもゾロダストに強いことだ。相手の特殊エネルギーをトラッシュしながら、ヤレユータンでグッズをデッキに戻せばゾロダストに負けることはそうそうないだろう。一方で打点の貧弱さや対マッシブーン性能など、単純なダメージのやりとりでは大きく劣るだろう。もともとこの構築は海外で流行っていたゾロアークコントロールに端を発したものであり、攻撃して相手を倒すのは基本エネルギーを盤面から除去するためである、くらいの考えで構築したので流石に扱いにくいと思う…が、ダークオーダーで追加された悪タイプがどれも妨害を得意とするようなカードたちだっただめ考察することにしたのだった。他のタイプのコントロール系のデッキと違って、ゾロアークGXがGXワザを使えること、フーパが無理なく採用できるので、対GXで牽制が出来ること、イベルタルとデンジャラスドリルによって、特殊エネルギーに対してめっぽう強く出来ることは今後の悪タイプの特色と言っていいだろう。

まだゾロアークマニューラやマッシブーン、ジュカインGXに対して明確な解答が示せていないために怪しいところが多いが、ひとまずこれで〆たいと思う。

執筆者:そに子提督

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