三鳥入りヌオーフリーザーの話

デッキレシピ【ハピナス+ジバコイル】ver.2


9月の新弾バトルに出る予定がなくなったため、今回の機会に使用していた構築を公開するに至った。
「ジバコイル(SM5S)」+「テンガン山」による安定したエネルギー供給コンボを、エネルギーの数だけ打点を伸ばせる「ハピナス(SM8)」と噛ませることで、執筆当時のトレンドである非GXポケモンメインの構築に仕上げている。

デッキコード:LgQ6ig-lBXGyy-LnnLgi

主なカードの採用理由

ラッキー(SM8)-ハピナス(SM8)……4-4

最新弾「超爆インパクト」にてSMレギュレーションでは2度目の収録となった、今構築のメインアタッカー。高水準の体力と打点を兼ねた重戦車型のデザインは健在。

わざを使うのにエネルギーを3つ必要とするが、この構築において2ターン目に要求を満たすのはそう難しくない。

コインを投げずに100点を出せることが進化元「ラッキー(SM8)」の採用理由であるため、相手のアーキタイプを見て進化を控えるのも念頭に置くべき。

コイル(鋼タイプ、マグネサーチ)-レアコイル(SM5S)-ジバコイル(SM5S)……3-1-3

ハピナスにエネルギーを送り届ける、構築のメインエンジン。このポケモンの存在だけで鋼タイプメインに構築を組む意義が生まれるほどの強力な特性「マグネサーキット」が真骨頂。

この構築では基本的にラッキーを先発に置いてスタートしたいのだが、後攻でのスタート時に初期手札から同種を複数展開できそうであれば「コイル」を先発に立ててもいい。わざ「マグネサーチ」でエネルギーを抱えられれば、以降のプレイは非常にやり易くなる。

「テンガン山」下では130点を出すサブアタッカーとしても計算できる。

ビクティニ……1

ベンチ枠に余裕があるため採用した特性要員。「しょうりのほし」によるコイントスの再試行により、ハピナスの攻撃で求めたい160点(コインで2回表が出た場合)が現実的な数字となる。

とはいえ「パワフルビンタ」宣言時にコインで全て表面を引けば負けることはないのであくまで保険。サイド落ちしたところで負け筋に繋がるカードではないので1枚。

メタモン……1

5枚目のラッキーであり、4枚目のコイルにもなるたねポケモン。
山札に触れたらハピナス、ジバコイルラインのサイド落ち確認を忘れずに。

ラティオス……1

「ブレイクスルー」による申し訳程度の打点調整役、またハピナスの弱点を突いてくる闘タイプ相手へのごまかし手段。

ハピナス軸が圧倒的不利を取る「ドンファン」軸には「レスキュータンカ」を切ってでも使い回したいポケモン。

マーマネ、かんこうきゃく、フウとラン……4、3、1

ドローソース役のサポート。テンガン山を置いていれば「基本鋼エネルギー」をコストにしつつ縦引きが可能なため、「シロナ」を採用する必要がない。
というよりも「ポケモンいれかえ」も兼ね、縛られた盤面を打開できる「フウとラン」の優先度には及ばない。

テンガン山……3

ジバコイルと合わせて絶対にエネルギーをハピナスに供給するという鉄の意志。
この構築で相手ポケモンのどうぐを剥がす意義が薄いと感じ「フィールドブロアー」を採用していないため、後述の「戒めの祠」と合わせて計4枚体制でスタジアム合戦を征していく。

戒めの祠……1

GXポケモンを採用していないこの構築では一切のデメリットを受けないスタジアム。

当然スリップダメージを蓄積させるためにプレイするが、返しのターンで除去されても1つダメカンを乗せられていたら役割は遂行済。HP170、250ラインのポケモンをワンパンするためにも要所で使っていきたい。

いかに「ラティオス」、「こだわりハチマキ」、そして祠を駆使して相手のGXポケモンの確定数を変えられるか。拮抗したサイドレースの勝敗は火力補佐にかかっている。

基本鋼エネルギー、ダブル無色エネルギー……12、2

バトル場のハピナスに4枚はエネルギーをつけたいので気持ち厚めに枚数を採っている。「ダブル無色エネルギー」は奇襲に用いる場合が多く、優先度はあまり高くないのでこの配分。

立ち回り

目指す盤面はハピナスを複数、ジバコイル1体の最低3体を立てた状態。残りのベンチ枠は臨機応変に埋めるなり空けるなり自由が利く。

ハピナスを育てる(つけるエネルギーは各個体に4個が目安)以外に、やることはさほど多くない。厄介なGXポケモンには事前にダメージを与えておくと、相手の手番を窮屈なものにできる。

【ダメージライン】
高HPポケモンに対してパワフルビンタ宣言時、2回表面を出した上でのダメージラインは以下の通り。

HP170……「戒めの祠」(ポケモンチェック1回)+「パワフルビンタ」2表

HP180~190……「戒めの祠」(ポケモンチェック2、3回)or「ブレイクスルー」or「こだわりハチマキ」+「パワフルビンタ」2表

HP200~210……「戒めの祠」(ポケモンチェック1回~5回)or「ブレイクスルー」or「こだわりハチマキ」+「パワフルビンタ」2表

HP220~250……「戒めの祠」(ポケモンチェック3回以上)+「ブレイクスルー」or「こだわりハチマキ」+「パワフルビンタ」2表

おおよそ、HP200以降のポケモンは戒めの祠とブレイクスルーorこだわりハチマキを組み合わせることでパワフルビンタで2回しか表面を出せなくても倒せる。
常にこんな皮算用をしなくとも3回表面を引けば大体のポケモンはワンパンできる。上記ダメージラインの存在意義とは。

終わりに

今回紹介した構築に関しては、一部のカード以外は安価で揃えられる。何個目かのファンデッキとして興味の湧いた方はリストを参考に、適時自分なりのアレンジを施しつつコインを投げてもらいたい。

ポケカプレイヤーなら誰しもがストレージの中に眠らせているであろうピーキーな性能のポケモン、余剰気味のトレーナーズ、使った覚えのない色のエネルギー。

超爆インパクトにはハピナスを始め多方面から構築意欲を煽る魅力的なカードが多数収録されており、それらの新規は既存の札と非常に噛み合うものばかりだ。

ポケモンカードは月一度のペースでエキスパンションを拡げている。今回手にしたカードたちをすぐ使わずして、いつ使うのか。

来月に控える強化拡張パック「ダークオーダー」の発売まで猶予は残っている。今回の記事を通して、新たな価値観の創出が読者の中に起こることを期待せずにいられない。

執筆者:アバンテ

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