三鳥入りヌオーフリーザーの話

超爆インパクトの再販について


ってタイトルで釣ろうとしました。書くのはポケモンカードの再販状況についてです。

Twitterで最近のポケカの売り方買い方について色々苦言を呈されてる方が多くいらっしゃったので、ちょっと販売側に立ってみようと思いました。ので雑記程度にまとめます。

苦言①

ポケモンセンターにカード売ってない!!どうなってんだ!!!

ポケモンカードって株式会社クリーチャーズが開発をして、株式会社ポケモンが販売してるんです。ってWikipediaに書いてあります。この「開発」っていうのは、次はゼクロムのカードを作ろう!とかこんなワザにしよう!とかバランス調整できてるかな?とか、そんなことをしているわけです。でも、実際にカードを生産してるのはクリーチャーズではありません。たぶん。カード作るのにインクとか紙とか持ってるのは、カード工場です。

クリーチャーズ
⬇︎
工場
⬇︎
お店
⬇︎
カードで遊ぶ人

カードを企画して私たちに届けられるまで、恐らくこういう流れをたどっているわけです。

クリーチャーズ「ポケモンカードめっちゃ売れてるから、いっぱい作って!」

工場「ええ!いきなり言われても困るよ!超爆インパクトに使う紙とインクは、禁断の光が発売した時ぐらいに紙屋さんとインク屋さんに注文したものなんだ!その時はこんな売れてなかったじゃん!」

たぶん、こんな感じです。工場はカードを作るところであって、材料はまた別のところから取ってこないといけないんです。クリーチャーズも工場もいっぱいカード作りたいけど、材料がなくて作れないんです。

クリーチャーズが工場にもっと作って!って連絡します。その次に工場が紙屋さんとインク屋さんにもっと作って!って連絡します。みんなLINEの返事すぐしますか?通知きて5秒以内に既読つけて返事しますか?しないよね。クリーチャーズも工場も紙屋さんもインク屋さんも一緒です。開発元が工場(友達)に連絡して、その次に紙屋さんとインク屋さん(友達の友達)に連絡してっていうのを繰り返してたら、そりゃあ時間かかりますよ。工場はポケモンカードだけじゃなくて、遊戯王カードも作ってるかもしれないし、紙屋さんとインク屋さんはカード工場以外にも、本屋さんとかと約束があるかもしれない。

こんな流れがあって、ようやく完成したカードがポケモンセンターとかに届くわけです。ポケモンセンターやカードショップ、ヨドバシカメラ、ヤマダ電機、いろいろありますけど、共通しているのは「届いたカードをお客さんに売る」ということです。お店は自分たちでカードを作っているわけじゃないです。「なんで売り切りれてるねん!」と怒っても「在庫がないから」としか言いようがありません。「もっと注文しろ!」と怒っても「限界まで注文したけど、これだけしか届かなかった」としか言いようがありません。

ブームに一番早く対応できるのはもちろん消費者です。ファッションみたいな意図的なものもありますけど、今回のは色々要因が重なって生まれたブームです。完璧に予測なんてできないんです。次に開発チームが指揮をとります。「めっちゃ流行ってるからもっと売ろう!」その次に工場に連絡がいき、工場からインク屋さんとかに連絡がいきます。登場人物が多いとその分話が進むスピードは遅くなります。そこを分かっておいてほしいなと思います。

苦言②

カードが初日に売り切れる!予約するか、開店凸しないと買えないのか!!

お店の評価基準はどれだけ物を売るかが一番大きいです。言い換えるなら、いっぱい売ったお店が一番の優等生です。目先のことだけを考えたら、そりゃ初日に売り切ってしまった方が効率はいいです。

でもポケカの発売日は月の最初の金曜日です。半分くらいの社会人はふつうに仕事に行かないといけないし、高校生まではほぼ確実に授業があります。大学生は時間割の組み方次第。買いたくても買えない人もいっぱいいます。

そのための予約制度なんですが、予約もすぐ終わっちゃいます。予約にまわすのは、ほんの一部だけです。お店としては、実際にお店に来てもらって、新商品を買ってもらうついでになんか他の商品も買ってもらえた方がいいなって思うわけです。その方が売り上げ取れますから。そのために商品の並べ方変えたり、ポップ作ったりしてるんです。

じゃあ、予約戦争に本気出すわけでもなく、有給申請して仕事休んだり、授業サボってみたり、そういうことをしない人向けにどんな救済案があるのかって?

あるんですよ。ちゃんと考えているお店はライトユーザーをないがしろにしないんです。

1、購入制限
「お一人様○個まで」ってやつです。これでゴネる勇気のない転売ヤーとか、1人でこそこそ売りさばこうとしてる陰キャは倒せます。

2、翌日分
今回の超爆インパクトのように、購入制限をつけても数時間で在庫がはけてしまう場合があります。転売とか関係なく、人気商品はそんな感じ。もちろん、並んだ人たちの何割かは転売目的かもしれないけど、時間がある人はそれに負けないで買えます。でも、発売日当日に買えない人もいます。そういう人向けの策です。

100個仕入れたとしたら、70個を初日に売って、30個を翌日に売る。この割合はお店によって変わると思いますけど、こんな感じ。

初日に行けないからって諦めなくてもいいような気もする。当日分、翌日分、翌々日分と分けている店舗もあるので、リサーチが必要。

3、第2便
さっき書いたけど、生産するために結構長いルートをたどる必要があります。でも、初日とその翌日に売り切ったからと言って、その次はまた2ヶ月後とかになるわけではない。工場だって、最初に作った商品の全部をお店に送るわけじゃありません。多少ストックしてるわけです。お店の倉庫に入らないとか、トラックに全部乗らないとか、売れてない店舗のを売れてる店舗に回すようにおいてるとか、理由はいくつかあるでしょうけど。

これについては、いつ到着するとかは公表してないお店がほとんどなので、売り切れ後も定期的にお店に通う必要があります。

発売してから2、3週間経ってからお店に行って「売り切れてる!買えない!」と嘆いても、それは仕方ないとは思います。でも発売してから数日以内だったら、良心的なお店は在庫を残してることが多いです。個人経営とか、規模の小さなカードショップは望み薄ですが、大型店舗やポケモンセンターに行けば、多少希望はあるんじゃないでしょうか。

最後に

色々言いたいことはあるでしょうけど、カードゲームってプレイヤー人口が多ければ多いほど、楽しめる機会も増える娯楽です。誰もいなかったらやりませんし、一緒にやってた人がやめたらきっとその人もやめると思います。いまのポケカの販売状況が満足のいくものではないのは確かですが、生産側はわざとそうしてるわけではないです。当たり前ですけど。できるだけ早くプレイヤー人口に見当たったカード数を生産する事を目標としているはずです。

不満はすでに生産側に届いていると思うので、必要以上にぐちぐち言っていると、ただのネガキャンになって余計に新規も入って来づらいし、雰囲気が悪くなって辞める人も出てきちゃうかもしれないので、ほどほどにして欲しいなーって思います。

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